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ノロウイルスの症状と感染経路〜新型ノロウイルスの消毒と予防対策〜

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ノロウイルスの感染経路と予防・対策についてまとめました。
今年のノロウイルスの特徴にはどんなものがあるのか、未然に感染を防ぐにはどうすればいいのか気になるところですね。

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新型ノロウイルスの症状

まず新型ノロウイルスの特徴を見ていきます。
ノロウイルスと言えば、秋頃から春先にかけて流行するウイルスですが、ノロウイルスかどうかを判断するための材料として今年の特徴を見ていきます。

基礎知識

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その前に基礎知識としてお伝えしておきたいことに、ノロウイルスは一度感染すると同じ型のウイルスには感染しにくいですが、新型のノロウイルスに感染するとそれまでの免疫効果に意味はありません
その証拠に新型ノロウイルスが発生した2006年と2012年には患者数が急激に増加しています(下記参照)。
厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

新型ノロウイルス

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そして、今年流行しているノロウイルスはその新型で名前はG17(ジーツー17)』と呼ばれています。この新型ノロウイルスの特徴としては、下痢や吐き気などどう見てもノロウイルスという症状が出ていても検査では陰性になることや、石けんやアルコール消毒などが効かず強力という点があります。

症状

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ノロウイルスの症状は基本的に決まっており、腹痛・下痢・吐き気・嘔吐・発熱などが代表的なものとして挙げられます。これらの症状が見られたら病院へ行くようにしてください。その理由の一つに下痢や嘔吐などになると脱水症状になり、飲み物も喉を通らない場合もあるので病院での点滴が必要になるからです。

 

ノロウイルスの感染経路

次にノロウイルスの感染経路について見ていきます。
ノロウイルスにはインフルエンザなどのようにワクチンや特効薬がないので、感染する規模は止められなくなります。
そのため、しっかりと感染経路を把握しておきましょう。

感染経路1:ドアノブ

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これはドアノブだけには限りませんが、手の触れる箇所には気をつけなければいけません。手すりやつり革、エレベーターのボタンなど外出して他人が触れていそうな所は要注意です。特にトイレのドアノブの場合はノロウイルス感染者が下痢や嘔吐をした手で触れている可能性もあります。

感染経路2:吸い込み

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これは嘔吐やトイレでの処理後にウイルスが浮遊していて、それらを吸い込むといったことです。トイレでは感染者が用を足した後に流しても、目に見えないウイルスが90も浮いていることが実証されています。また嘔吐の場合もきちんと処理したと思っていても、乾燥した空気を吸い込み感染します。

感染経路3:食品

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これは牡蠣などの二枚貝などによる食中毒のことですが、食べ物に関する感染は感染者が触れた物を食べることからも発症します。実際の有名な話では、2013年に広島の食品会社で作られた仕出し弁当を食べたことで2,000人を越える集団食中毒が出ています。これは食品会社の社員が感染者であったとされています。

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ノロウイルスの消毒と予防対策

では、ノロウイルスの消毒・予防対策について見ていきます。
ここでは、上記の感染経路に沿った内容で予防法をご説明します。

消毒と予防対策1:ウイルス付着を疑う

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ドアノブなど触れる場合の対処法として外出後は必ずうがい・手洗いですが、手洗いは石けんで入念に洗い過ぎると抵抗力が下がるので、石けんは適度な量でしっかりと水で洗い流すようにしましょう。石けんではウイルスは落ちないので泡が十分に取れるまで流すことを心掛けていれば問題ありません。そしてトイレのドアノブなどはポケットティッシュで触れるなど、自分が触れる箇所にウイルスが付着しているかもしれないという認識が重要と言えます。

消毒と予防対策2:マスク、ハイター

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吸い込みによる対処法は、やはり一番はマスクの着用です。またトイレ(洋式)に行った際にはフタを閉じることでウイルスの撒き散らしを防げます。嘔吐物処理・消毒の場合は、①マスクとビニール手袋着用の上で嘔吐物を拭き取り②吐いた場所に新聞紙を敷いて③ハイター(塩素系漂白剤)のフタ2杯分を500mlペットボトルの水に薄めて④新聞紙にかけ15分待ってもう一度拭き取ります⑤最後に新聞紙や手袋などを捨てて石けんで手を洗えばOKです。

消毒と予防対策3:徹底した手洗い

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食品に対する対処法としては、購入した食品を食べる時調理する人手洗いを怠らないことです。例えば、スナック菓子一つにしても手を洗わずに食べたり、袋の外側もウイルスや菌が付着しているかもしれないので開封した後に手洗いしてから食べると徹底できますね。ちなみに私はスナック菓子などを食べる時はお皿に移してからや、たまにお箸で食べることもあります。これはやり過ぎですが、感染予防に向けた独自の食べ方を見つけてみてください。

やはりウイルスや細菌などの感染経路の基本として、経口感染や飛沫感染・空気感染があることに違いはありません。これらの基本的な知識を身につけて、感染できるウイルスを予防・対策しましょう。
なお、ノロウイルスなど急性胃腸炎による食事療法に関する内容はこちらの記事に書いています。
胃腸炎の症状は食事で改善する〜急性胃腸炎の原因と食べ物について〜
発症時・回復後・ダメな食べ物など詳しくまとめていますので、是非参考にしてください。
▼NEW!!
急性胃腸炎がうつる5つの原因〜感染性胃腸炎の潜伏期間と薬の治療〜
胃腸炎の食事には消化にいい食べ物を選ぶ〜うどんが良い3つの理由〜

胃腸やお腹など消化器官が気になる方はこちらの記事を参考にしてください。
▼NEXT
【消化器官の記事ランキング10】
1位 胃腸炎の食事療法について
2位 食後の腹痛の治し方について
3位 胃腸炎とストレスについて
4位 胃潰瘍の症状と原因・食事療法
5位 逆流性食道炎の症状と治療法
6位 胃腸炎とウイルスについて
7位 十二指腸潰瘍の症状・原因・治療について
8位 ピロリ菌の症状と感染・除菌について
9位 胃もたれの症状と原因・解消法について
10位 胃の場所と右と左の痛みについて

 

まとめ

以上、ノロウイルスの感染経路や予防・対策について見てきました。
まとめると以下の通りです。
・新しいノロウイルスはこれまでの免疫力は無意味で、検査で陰性でも感染した症状があれば病院へ行く
・ノロウイルスはワクチンや特効薬がないので、主な感染経路であるドアノブ・吸い込み・食品は気をつける
・感染経路に気をつけるポイントとしては『付着しているかもしれない』という常に注意することを心掛ける

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