
急性胃腸炎の発熱時の対処法について見ていきたいと思います。
今回は私の実体験をもとに書いていますので、あなたが胃腸炎による熱など風邪のような症状が現れた時に参考になると思います。
急性胃腸炎になると熱が出ると思っている方は少ないと思います。
熱が下がるまでの期間ですが、少なくとも最低2日間は安静にしていてください。
では、その私が経験した2日間について見ていきましょう。
急性胃腸炎の熱を下げる方法〜1日目〜
まず初日は下痢で水状態だと思います。嘔吐(唾液であっても)が出る場合は注意してください。
また熱を測って微熱程度でも、次第に高熱になる恐れがあります。
食欲はないと思うので、無理に食べないようにしてください。感染していれば確実に嘔吐します。
食べることができないので、まずは近くの病院で診てもらい点滴を打ってもらいましょう。また、解熱剤も処方されると思うので、空腹であっても迷わず服用してください。
まずは寝ることが大事なので、ひたすら睡眠を取ってください。ここでの注意点は解熱剤を飲んで寝る時は必ずと言っていいほど汗をかくので着替えるようにしてください。(そのままにしていると逆に悪化させます)
あと、水分は必ず摂るようにしてください。
飲み物についてはこちらの記事をどうぞ。
胃腸炎の症状は食事で改善する〜急性胃腸炎の原因と食べ物について〜
ただ、こちらの記事にも経口補水液をオススメしていますが、脱水状態時には飲みやすいものの、脱水状態でなくなると逆に気持ち悪くなるので、その時はポカリスエットに切り替えても良いでしょう。実際に、私は経口補水液ばかり飲んでいて気分が優れなかったので、ポカリスエットに切り替えると飲みやすくなりました。
食べ物はご飯やうどんなども喉を通らない、食べても戻してしまう時にオススメなのがゼリーです。一口サイズのゼリーをちょびちょび食べると良いですよ。ちなみに、やはり柑橘系のみかんなどは避けてください。果物でOKなのは、りんご・ぶどう・バナナです。
私は初日に何も食べれませんでした(食べても吐いてました)が、ゼリーだけは食べれてました。
食べ物で気をつける点は、硬い物より柔らかい物・繊維が多い物より少ない物をキーワードに選んでください。
急性胃腸炎の熱を下げる方法〜2日目〜
解熱剤は6時間空ける必要があるので、一日に2回ほどしか飲めないと思います。そのおかげもあり、2日目には高熱というほどではないと思いますが、まだまだ油断はできません。
吐き気が治まっていれば、おかゆのような胃に優しい物へと切り替えていきましょう。
嘔吐はなくても下痢はまだ水状態だと思います(丸一日ほぼ何も食べていない状態ですから)。余談ですが、おならをする時は気をつけてください(笑)
さすがに初日に40度近くの高熱が出ているため頭痛やダルさは残っているので、変わらず睡眠はしっかりしてください。また胃腸の調子が良くないので、食べた後に横になる時は右向きに寝るようにしてください。
お風呂は当然初日には入れなかったので、熱が微熱程度であれば大丈夫でしょう(しかし長湯は禁物です)。
夕方頃には少しずつ食欲も湧いてくると思いますが、自分が食べたいと思う物と食べられる物とは一致するとは限りません。参考までに、私は大根おろしとしらすを食べました。ちなみに、この大根おろしとしらすの組み合わせは良くないということ説もありますが、食べやすい点と風邪に良いビタミンCのあることを考えればオススメできます。
その他の注意点としては、テレビやスマホなど目が疲れることも避けるようにしましょう。眼精疲労は肩こりだから…と考えてはいませんか?その肩こりから胃腸へと負担をかけることになるので、やはり目をつむって早く寝ることが一番ですね。
そして、ようやくお腹の具合も落ち着いてきて普通の食事に切り替えたいと思います。その場合に、よく『うどん』を食べると思います。そのうどんに付随する具材についてですが、ネギはOKですが、生姜はNGなので食べ合わせは気をつけましょう。
胃腸炎になった時はやはり経口補水液は欠かせません。
ちなみに、この他に私の実体験をもとに書いた記事こちらをご覧ください。
風邪による頭痛の治し方〜夏風邪と脱水症状は食べ物と薬で改善する〜
喉と鼻からの風邪の症状と早い治し方〜インフルエンザとの違いとは〜
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逆流性胃腸炎についての記事を新しく書きましたので、一緒にご覧ください。
逆流性胃腸炎の症状と対策をチェック〜吐き気がある時の食事療法〜
逆流性胃腸炎の治し方について〜効果的な漢方薬・ツボ・運動療法とは〜
まとめ
以上、急性胃腸炎の熱を下げる方法について、実体験をもとに見てきました。
まとめると以下の通りです。
・急性胃腸炎が感染している場合は下痢や嘔吐だけでなく、高熱が出てくることもあるので早めにかかりつけの病院に行く
・1日目はほとんど何も食べられないので、経口補水液やポカリスエット・ゼリーなどから様子を見るようにする
・2日目は高熱も下がり徐々に食べれるようになりますが、うどんやおかゆなど胃に優しい食べ物を選ぶようにする
今回は熱が下がるまでの最低期間として2日間としていますが、やはり高熱が出ているので一週間ほどはなかなか体調も完全には戻ってこないと思います。
学校や職場復帰はできますが、無理はせずなるべく早く帰るようにしてください。
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