
毎日、立ち仕事やデスクワークをしていると、腰のあたりがなんだかじんわりと痛んでくる…。
一度痛み始めると集中力を途切れてくるし、何とかする方法はないのか?…なんて思ったことはありませんか?
体のバランスの乱れや筋肉の緊張などが原因の腰痛は、自宅でのマッサージなどで痛みを和らげることが出来ることがあります。
目次
毎日のストレッチで筋肉をほぐそう
筋肉が原因の腰痛は主に、
急性腰痛と慢性腰痛の2種類があります。
急性腰痛とはいわゆるぎっくり腰と呼ばれる腰痛の種類です。
急性腰痛は痛みが出た瞬間は立っていられないほどですが、
安静にしているうちに徐々に治まってくるのが特徴です。
慢性腰痛とは痛みが3ヶ月以上続く腰痛のことです。
その痛みはぎっくり腰のように立っていられないほどではありませんが、じんわりとした鈍い痛みが長期間続きます。
慢性腰痛の原因は、はっきりするものとしないものがあります。
その中でも、筋肉の固まりが原因でおこる腰痛は、ストレッチでほぐすことによって、痛みを和らげることや予防が出来ます。
ストレッチを行う時間はお風呂上りなど血行が良くなっているときに行うと効果的だと言われています。
逆に朝起きてすぐなどは体が固くなっているので控えた方が良いでしょう。
それでは、どのようなストレッチが効果的なのでしょうか?
腰痛の原因の筋肉の歪みを直す
- 仰向けに寝た状態で膝を立てる。(三角座りをしたときの足の形)
- 足を左右にゆらゆらと揺らす。(この時両足は合わせたままにしておく)
- 揺らす幅を少しずつ大きくしていく。
- これを30秒ほど繰り返す。
上記のストレッチ方法は体への負荷も少なく、寝る前のベッドでも行えるので手軽に行えますね。
ストレッチをする際は無理せずに、あくまでも気持ち良く感じる範囲で行ってください。
椅子に座って出来るストレッチ
- 椅子に座った状態で、息を吐きながらゆっくりと状態をねじります。
- ねじった状態を5秒間キープします。
- また息を吐きながらゆっくりと姿勢を戻す。
- 左右数回繰り返す。
このストレッチは椅子に座りながら行うことができますので、
会社でのデスクワークの合間などに行うと、腰痛の予防にもなって良いですよ。
ここでは簡単に行える腰痛ストレッチを2つ紹介しました。
腰に違和感などがある人は、悪化する前に一度試してみてはいかがでしょう?
ツボを押して痛みを軽減させてみよう
頭痛や目の疲れなどには目近くや側頭にあるツボを押してみる方も多いのではないでしょうか。
頭痛や目の疲れと同じように、腰痛にも効果的なツボがあります。
腰腿点(ようたいてん)
手の甲にある2つのツボを指します。
人差し指と中指、中指と薬指の骨の繋がっている部分にあります。
親指と人差し指で手の甲を挟み押すように刺激します。
照海(しょうかい)
足のくるぶしあたりにあるツボです。
くるぶしから、真下に5mmほど下がったところにあります。
親指の先で2~3秒押して刺激します。
ツボを探す際のポイントは、ツボがある付近を触ってみたときに他の箇所とは違う感じがする、または少し痛い気がするなど違和感がある場所にツボがあるので参考にしてみてください。
この他にもヘルニアや腰痛に関する記事を書いていますので、一緒にご覧ください。
腰痛の原因と症状をチェック〜腰が痛いのは筋肉・骨・内臓が原因か〜
腰痛の右側と左側の原因とは〜右の痛みは虫垂炎で左の痛みは内臓か〜
軽いぎっくり腰の症状・原因・治し方〜ストレッチ動画による予防法〜
突然くる女性の腰痛の原因とは〜子宮筋腫による痛みの改善・対処法〜
椎間板ヘルニアとは〜足のしびれの症状と姿勢が原因の腰痛について〜
椎間板ヘルニアの治療法〜ストレッチと食事による腰痛の治し方とは〜
また、腰痛と言えば肩こりも気になると思いますので、肩こりの記事もあわせてどうぞ。
肩こりの頭痛・めまい・吐き気の解消法〜疲労回復の食べ物と飲み物〜
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マッサージやツボなどを駆使して腰痛を軽減させよう
腰痛は慢性化すると、長い期間じんわりとした痛みが続きます。
病院に受診して痛みの原因を突き止め適切な治療を受けることが一番なのですが、毎日忙しくしていると頻繁に病院を受診するのが難しくなってくる人もいると思います。
そんな時はマッサージやツボなどを駆使して、腰痛の症状を軽減させてみるのも良いのではないでしょうか?
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