
夏になると気温の高さから夏バテになる人も居るのではないでしょうか。
夏バテは暑い夏の気温で上がった体温を下げようと体が汗をかくことにより、体の中の水分や栄養素が足りなくなることによって起こります。
夏は気温が高くジメジメしているため運動することを敬遠する方も多いのではないでしょうか。実は運動不足も夏バテの原因の一つなのです。
そこで今回は夏バテ対策のためのおすすめの運動などを紹介したいと思います。
目次
夏バテ対策におすすめの運動は?
夏になると気温が高くなるため外に出ることを避けようとしてないでしょうか?
外に出ると体を動かす機会が減り、筋肉やそのほかの器官の機能が低下したり、汗をかかなくなってしまい、その結果体の免疫力が下がり、夏バテに拍車をかけてしまいます。
そんな時に夏でも行える夏バテに効果的な運動を紹介したいと思います。
室内でも行える運動
スクワット、エアロビ、ヨガ、踏み台昇降などの有酸素運動
有酸素運動をすることによって、程よい疲労感を生み出し、食欲促進や安眠効果が見込める。
ラジオ体操
有酸素運動だけではなく、ストレッチや筋トレの要素もあり、全身を使った運動を行うことができます。
全身ストレッチ
全身をストレッチすることにより、血流が良くなります。
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外で行う運動
ウォーキング
大股で腕を振って歩くようにしましょう。じんわりと汗をかく程度の運動レベルで良いです。
プール
気温が高い時期でも快適に運動を行うことが出来ます。水に入ることで体に対する負荷を軽くすることが出来ます。
上記に書いた以外にも体力に自信がある人はジョギングなどに挑戦しても良いでしょう。
その際は、熱中症にならないように十分に水分を取ることが必要です。
外出時にちょっとした運動をプラスする
普段は忙しくてゆっくり運動する時間が作れないと言う方は外出した際にちょっとした運動をプラスすることをおすすめします。
・ひとつ前のバス停で降りて、家まで歩く。
・エレベーターやエスカレーターを使用せずに階段を使用する。
・電車などで座らずに立っているようにする。
上記に書いた以外にも、休憩時間にストレッチを行うなど、体を動かすことを習慣付けるようにすることで運動不足が解消されますよ。
夏バテ対策には質の良い汗をかこう
夏バテの原因の一つに汗をかかないことがあります。
体は汗をかくことによって体にたまった熱を外に出し体温調節を行っています。
そのため運動不足などによって体が汗をかかなくなると、体の中に熱がたまってしまい倦怠感などが現れてしまうのです。
さて夏バテの原因の一つに汗をかかないことを挙げましたが、ただ汗をかけば良いと言うわけではありません。汗には良い汗と悪い汗があるのです。
悪い汗には体に必要なミネラルなども含まれているため、悪い汗をたくさんかいてしまうと夏バテが余計に酷くなってしまうのです。
逆に良い汗は少量で体温調整をすることが可能なので、体のミネラルなどの栄養素の流出も最小限で済むのです。
それでは良い汗と悪い汗の見分け方はどのようなものがあるのでしょう。下記にまとめてみました。
良い汗:サラサラした小粒の汗
良い汗は無色、無臭で雑菌も含まれないので、汗の匂いがそれほど気になりません。
悪い汗:大粒でダラダラと流れる汗
必要以上に汗をかくために体のミネラルを大量に消費してしまう。また匂いもきつく体臭の原因にもなるのです。
悪い汗をかく原因は、運動不足、冷暖房を過剰に使用する、ストレス、脂っぽい食事などがあります。上記にも書いたように悪い汗をたくさんかくとミネラルを大量に消費してしまうので、夏バテがより一層酷くなってしまうのです。
悪い汗をかくと体の体臭がきつくなってしまったり、夏バテが酷くなってしまったりと良いことがありませんね…。同じかくなら悪い汗より良い汗をかきたいですよね。
それでは良い汗はどのようにしたらかくことが出来るのでしょうか。
良い汗をかくには下記の方法が有効です。
・軽度な有酸素運動(ウォーキングなど)を定期的に行い、汗をかく習慣をつけるようにする。
・室内の温度を適度に保ち(29度前後)ヨガやストレッチなどで汗をかく。
・40度以下のお風呂で20~30分ほどの半身浴を行う。
良い汗をかくには、定期的に汗をかき汗腺を鍛えることが必要です。
また、運動時に良い汗をかくにはこまめに水分を摂取することが大切です。しかし、その時に気を付けたいのが水分の温度。冷たい飲み物を飲むと体を冷やしてしまい、水分やミネラルを過剰に排出する原因を作ってしまいます。
運動して体が火照ると冷たい飲み物でスッキリしたくなるところですが、ぐっと我慢して適温の飲み物を飲むようにしましょう。
夏バテ対策の運動の注意点
前項では運動をすることで質の良い汗をかき、夏バテの対策を行うことを紹介しました。しかし、夏は気温が高くむやみに運動すると反対に夏バテが酷くなってしまったり、酷い時には熱中症になってしまったりします。
そこで運動を行う際に注意する点などを紹介したいと思います。
運動する時間に気を付ける
運動をする際に気を付けたいのが時間帯です。夏の熱い日中に運動を行うと熱中症になる恐れもあるので、朝や夕方の涼しい時間帯に運動をするようにしましょう。
その際、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。
無理なく運動して継続出来るようにしよう
普段運動不足の人が突然激しい運動を行っても長続きしないことが多いです。
最初はウォーキングやストレッチなどの軽い運動から始めるようにしましょう。
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最初は軽い運動から始めましょう
夏バテを解消するのには運動をして汗をかくことが有効であることが分かりました。
しかしいきなり無理して運動を行って逆に体を壊してしまっては逆効果ですよね。
夏の運動は、最初に負荷の軽いものから初めて、夏の暑さに負けない強い体を作りましょう。
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