
風邪をひいた時や胃腸の調子が悪いときなどに食べるイメージの強いおかゆですが、実はダイエットにも効果的だと最近話題になっているんです。
改めて考えてみると、おかゆはあっさりしていて食べやすく、材料も「お米」「水」だけとシンプルなのでカロリーも低そうですよね。
今回はそんな気になる「おかゆのカロリーや糖質」について、ご紹介します。
おかゆのカロリーは?糖質はどのくらい?
お米やごはんに水を加えて炊いて作るおかゆは、水分を多く含んでいるため少しの量でもお腹がいっぱいになるので、優れたダイエットメニューだと言われています。
またカロリーや糖質も普通のごはんよりも低いので安心して食べることが出来ます。
おかゆのカロリー及び糖質は下記の通りです。
おかゆのカロリー一覧
量 | カロリー | 糖質 |
100g | 71kcal | 7g |
250g(約1食分平均) | 178kcal | 17.5g |
0.5合 | 267kcal | 11.2g |
1合 | 354kcal | 22.4g |
おかゆのカロリーは上記の通りですが、こうやって一見してみると低いのかどうか分かりにくいですよね。
そこで、他の主食のカロリーを参考までに調べてみました。
・ごはん1食分(約160g)/カロリー:269Kcal、糖質:55g
・うどん1人前(約220g)/カロリー:240kcal、糖質:52g
こうして調べてみると、おかゆ1食分のカロリーがいかに低いことか分かりますね。
普段の食事のごはんをおかゆに変えるだけでずいぶんカロリーがカット出来そうです。
しかもダイエットの大敵の糖質も少ないのも嬉しいですよね。
またおかゆにはカリウム、マグネシウム、リン、銅なども含まれています。
またあまり知られていないのですが、おかゆには「モリブデン」という体にとって重要な栄養素も含まれています。
モリブデンは体内の代謝を行う酵素の役割を担っていたり、尿酸の代謝を助けるのに必要な栄養素です。
特に鉄分不足を感じている方は積極的に取ると良いと言われている栄養素の一つです。
おかゆには意外と重要な栄養素が含まれているのですね。
もちろんいくら栄養素が含まれているからといって、おかゆのみの生活を行っていると栄養バランスが崩れるだけではなく、栄養不足にもなってしまいますから、おかゆはあくまでも主食の置き換えと考えるのが良さそうです。
そのおかゆのダイエット法については、こちらの記事に詳しく書いています。
おかゆダイエットの方法!運動なしの効果・量やおかずで太るのは本当か!?
ご自分に合ったダイエット法が見つけてみてください。
おかゆのカロリーの低いのはいったいなぜ?
前項ではおかゆのカロリーについて説明しましたが、1食分のおかゆのカロリーは約178kcalなので、普通にごはんを食べるよりも91kcalもカロリーをカットすることが出来るのです。毎日1食だけごはんをおかゆに置き換えても、1週間では637kcalもカロリーをカットすることが出来るのですね。これは普通の食事1食分に当たります。
1食分で91kcal、1週間で637kcalだとあまりピンときませんが、食事1食分だと考えると、いかにおかゆがヘルシーな食べ物か分かりますよね。
それではなぜおかゆはそんなにヘルシーなのでしょうか?
それは、おかゆの作り方にヒントがあります。
おかゆはお米やごはんにお水を入れて柔らかくなるまで煮て作るのですが、煮ていくうちにお米は水分を吸って柔らかく膨張します。そうすることで、かさが増えるのでカロリーが抑えられるのですね。
単純に考えてもおかゆの半分は水分(水分は0kcal)ですから、カロリーが低くなるのも納得出来ると思います。
スープジャーでお粥を作る方法
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こちらのおかゆはレビューが多いです。
実は優れたダイエット食のおかゆを美味しく食べよう
おかゆは風邪をひいた時や体調の悪い時に食べる機会が多いことからついつい病人食のイメージを持ってしまいますが、実は優れたダイエット食でもあるということが今回でよくわかりましたね。
少しカロリーは上がってしまいますが、おかゆを作る時に工夫して中華スープやトマトスープで作ると変わり種のおかゆになり飽きにくくなります。
そんな「おかゆのアレンジ」については、こちらの記事に書いてますのでご覧ください。
おかゆのアレンジはレトルトでも簡単か?人気のある美味しい食べ方とは
色々な味付けの変わり種おかゆを試してみて、あなただけのオリジナルおかゆを作ってみてはいかかでしょうか。きっと毎日の食事も楽しくなることと思いますよ。
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