海千山千の意味や由来とは?使い方と例文を見て正しく使おう!

この記事は3分で読めます

image002

日本語というのはつくづく無限の表現方法があるな…と、新しい言葉に出会うたびに感じるのですが、あなたはどうでしょうか。
奥ゆかしい日本古来の語学表現には、一見してもどういう意味か分からないだけではなく何となく使っているけどよくよく調べると意味が全然違っていた…なんてこともあるほど!
正しく日本語を使いこなすのは非常に難しい、いや不可能ともいえるかもしれませんが、そういった言葉ほど知れば知るほど面白いものです。
今回は「海千山千(うみせんやません)」という言葉についてのご紹介です!

スポンサーリンク

海千山千の意味と由来とは

image004

この言葉は「海」と「山」という、正反対のものを用いて幅の広さを表している四字熟語です。
どういった意味で、どのような由来でできた言葉なのでしょうか。

海千山千の意味

長い経験を積んだ結果、単に知識があるのではなく隅から隅まで・端から端まで熟知している。
世の中の表と裏をも知り尽くしている結果、よく悪知恵が働くさまのことを表現しています。

ここで必ず注意しておきたいのは、
海千山千という言葉は、「ほめる時に使う言葉ではない!」ということ。
この言葉は意味の記述からも分かるように、経験と知識の豊富さをほめる言葉ではなく、それによって悪知恵が働いたりしたたかな様を示すものなのです。

だからこの言葉をほめるつもりで使ってしまうと、相手には大変失礼なことになってしまいます!
誰かをほめたい時には絶対使ってはいけません!

海千山千の由来

そもそも海と山という反対の物事を使って巧みに表現された海千山千という言葉ですが、この四字熟語は蛇の言い伝えが由来となっています。

日本古来の言い伝えの中に「海に千年住んで、山に千年住んだ蛇はやがて竜になる」という言い伝えがあります。
竜になるまでには幾多の困難があるでしょう。そういった困難を海でも山でも千年も超え続けるうちに、したたかさやずる賢さをも身に着け、竜になる暁には蛇など相手にならない、というわけです。
この「したたか」「ずる賢さ」という部分にスポットを当てた四字熟語となったのが「海千山千」なのです。
言い伝え自体は古くからあるものとされていますが、四字熟語の意味が確立されたのは実は昭和時代とされています。意外と最近なんですね。

スポンサーリンク

日本には知られていない秘境が沢山あります。
海は夏になると海水浴などで行くこともありますが、山にはなかなか行く機会は少なくイメージを持つのが難しいですよね。
そこで動画で日本の山の絶景をご紹介します!やはり日本の山と言えば富士山!
美しさ・神秘的な様子を是非御覧ください。いかにも竜が住みそうな環境ですよね。

[富士山223]生命ある山

 

同じ意味を持つことわざや四字熟語

「海に千年、山に千年」
「海千河千」
「一筋縄ではいかぬ」

この3つは海千山千と同じ意味をもつ「同意語」です。

 

海千山千の使い方と例文

image006

さて、海千山千がどういう意味を持つ言葉かわかったところで、用例をチェックしていきましょう。

海千山千の正しい使用例

・彼は海千山千の曲者だから、取引には十分な注意が必要だ
・あの政治家は海千山千だから今回の問題も見事に乗り切ったよね。
・彼女の海千山千の会話術は誰も及ばない

海千山千の間違った使用例

・さすが社長は海千山千でいらっしゃいますね!
・海千山千で培われた巧みな技術によってコンクールで優勝した
・彼女は海千山千の料理人だから、彼女のどの料理もおいしいよね。

海千山千は「したたか」「ずる賢い」という意味なので「知識や経験が豊富」と相手をほめたい場合に使ってはいけません。目上の人などもってのほかです。注意しましょう。

どうしたら正しい用法を守れる?

海千山千の用法がふさわしいかどうか確認したい時は、他の言葉に置き換えてみましょう。
例えば「ずる賢い」という言葉を海千山千の部分に当てはめてみて、自分の意図するところと一致すれば正しい用法と言えます!

よく耳にすることわざでも、意外と使い方を知らなかったり間違っていたりと感じてしまうこともあるのではないでしょうか?
こちらの「ことわざ」についても使い方もさることながら、由来が面白いエピソードなので一緒にご覧ください。
火中の栗を拾うの意味や同義語とは?例文による正しい使い方をご紹介!

こちらの「ことわざ」の意味を履き違えている方は多いのではないでしょうか?
情けは人の為ならずの本当の意味や例文。2つの意味と使い方に気をつけよう!

この「ことわざ」も使い方を一歩間違えると、それまで作り上げた人間関係が…!?
他山の石とは?意味や由来、例文を見て使い方に注意しよう!

 

用法を守って正しい表現技法を身に着けよう

海千山千の意味や由来、使い方はいかがでしたでしょうか。
なかなか日常会話に登場する四字熟語ではありませんが、この言葉を操れるようになれば日本語レベルもちょっと上がったように感じますよね!
慣れるのには少し時間がかかるかもしれませんが、是非使ってみて正しい意味で日本古来の表現を楽しんでみてくださいね!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 0a52f3a4c9d91e6572e243e508260bbe_s
  2. image002
  3. image002
  4. 2db16e88380a4aea0e16a489d50e61f6_s
  5. 2138c63cd91b7bfd94517dbddc447b26_s
  6. bc74f392b2a7c6bf8d25134c0c737a4b_s
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサーリンク

管理人のプロフィール

NOVと申します。
日常で気になること全般を扱っています。健康に関するテーマや普段の生活の中で、疑問に感じたことについて追究しています。
基本的には読者の方が前向きになれるように心がけているので、訪れていただいた方が『他の記事も読んでみたい』と思われるようなサイトを作っていきます。

今日から使えるネタや情報を集めるソースとして、ご利用いただければと思います。

特集記事

アーカイブ