「わざわざ」の意味や使い方。敬語・英語・類語に言い換えるとどうなる?

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会話や文章において「わざわざ」という表現はよく見かけますよね。
あなたはどういう時にこの言葉を使いますか?丁寧にも嫌味にも聞こえる言葉ですが、使い方によっては相手に悪い印象を与えてしまっているかもしれません。
意味と合わせて、正しい使い方を覚えておきましょう。

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わざわざの意味は?似ている言葉とは?

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「わざわざ」を正しく使うために、まずはその意味を理解しておく必要があります
「わざわざ」というのは、漢字にすると「態々」になります。「態」という漢字には“意識して行う”という意味があり、これが二回重なった「態々」には“必要以上に意識して行う”という意味があります。分かりやすく言うと「しなくてもよいことをする」ということですね。

「わざわざ」には二つの意味がある

本来の意味を見ると、嫌味なふうに捉えられますが、お気づきの通り「わざわざ」は感謝を伝える際にも使われますよね?
「しなくてもよいことをする」は「故意にそうした」と言い換えることもでき、そこから「特別にそうする」という肯定的な意味ができたのです。
「しなくてもよいことをする」という否定的なものと、「特別にそうする」という肯定的な意味、その二つがあるということを忘れてはいけません。

英語でも「わざわざ」は伝えられる

いかにも日本語といった感じの由来でしたが、もちろん英語でも「わざわざ」を表現することは出来ます。

例1)Oh you don’t have to. We always just walk in.
〈直訳〉そんなのわざわざいいです。あそこはいつも予約しないでいくから。

『Oh you don’t have to.』の部分が『余計なことをする必要はない』という否定的な意味を表しており、日本語の話し言葉では「必要のない予約はしなくたっていい」になります。

例2)You shouldn’t have. But thank you.
〈直訳〉わざわざそんなことよかったのに。だけど、ありがとう。

こちらでは『You shouldn’t have.』の部分が『気遣いは必要ありませんよ』という肯定的な意味を成しています。続く文章に『ありがとう』を入れて、感謝や申し訳なさを伝える際に使えます。

どちらの例文も「する必要はない」という意味には変わりませんが、言い回し次第でどういうニュアンスにとらえられるかが変わってきますね。

「わざわざ」に似ている言葉

「わざわざ」は、自分は肯定的な意味で使っているつもりでも、相手は否定的な意味でとらえてしまうこともあるので、うまく使う自信がないという方は代わりになる言葉を使いましょう

はるばる

「遠いところからありがとう」のように距離を強調する時にはこちらが使えます

わざわざ◯◯で来てくれてありがとう。
はるばる◯◯まで来てくれてありがとう。

お気遣い・ご親切

何かをしてもらった感謝の気持ちを伝えるのなら、「わざわざ」を使わなくても、何に対してかをダイレクトに伝えるのも良いでしょう。

わざわざありがとうございます。
お気遣い(ご親切に)ありがとうございます。

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わざわざの使い方

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前述のように二つの意味を持つ「わざわざ」ですが、ただ意味を使い分けるだけではなく、相手に与える印象にも気を付けましょう。

敬語

例)遠路わざわざお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

敬語として使う際の注意点は、肯定的な意味として使うということです。例えば「わざわざお越しいただかなくても~」のような使い方だと相手の行為を否定してしまうような感じがして、少し嫌味に聞こえてしまいます。相手を不快にさせないよう、言い回しに気を付けましょう。

自分に対して

例)天気の悪い中、わざわざ行ったのにお店がお休みだったのよ!

自分のしたことに対して使うと、強気な印象ですよね。「してやったのに!」のように角がたってしまいますが、日常のフランクな会話の中ならそこまで気にすることはありません

相手に対して

例)わざわざすみません。

よく聞く言い方ですね。お礼を言いたい時などついつい使ってしまいがちで、この言い方も間違いではありませんが、お礼を言うのであれば「どうもありがとうございます」ストレートに感謝を伝えた方が、気持ちの良いやり取りができるかと思います。

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使い方を間違えない!

ついつい使ってしまう言葉ですが、もしかしたら相手を不快にさせてしまっていることもあります。相手に「わざわざ」を使う時は、ハッキリと肯定的な意味だと分かる時に使うことをおすすめします
無意識に使ってしまう言葉こそ、意味をしっかり理解しておくべきですね。

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