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「いただく」「頂く」「戴く」の違いや使い分け方。意味を理解して正しく使おう!

この記事は2分で読めます

「○○さんからお土産をいただきました!」「わざわざお越しいただいてすみません」なんて会話は日常茶飯事ですし、特に気にすることもありませんよね。
でも、違う内容の会話に「いただく」という同じ言葉が入っているのは、よく考えると不思議ではありませんか?
多種多様される「いただく」の意味とはどんなものなのでしょうか。複数の意味と漢字の違いとは何なのでしょうか?
知っているようで、あまり知られていない「いただく」「頂く」「戴く」の違いをご紹介します。

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「いただく」「頂く」「戴く」の意味

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会話でよく聞く「いただく」ですが、文章として書く場合、あなたはどんな字を書きますか?
ご存知の方も多いかと思いますが、平仮名で「いただく」のほかにも、漢字でも「頂く」「戴く」の二種類があります。
まず、「いただく」という言葉自体には、

・頭にかぶせる、頭上にある
・敬意を示し捧げる
・苦労なく手に入れる
・「もらう」「食べる」「飲む」「買い受ける」の謙譲語

などの意味があります。
この説明ではあまりピンときませんが、簡単に言うと「目上の人から何か物をもらったり、何かしらの行為をしてもらった時(してもらいたい時)」に使われる言葉です。
意味としては「いただく」「頂く」「戴く」三つに共通して言えることですし口に出して話せばどれも同じ言葉ですが、3つの違いはそれぞれに対する意味の振り分けです。

いただく

平仮名の場合は、補助動詞として働かせたい時に使用します。「見てほしい」や「来てください」を目上の人に対して使う場合、丁寧な言葉に直しますよね?
例えば、

・「見て」→「ご覧」「→「ご覧いただく」
・「来て」→「お越し」→「お越しいただく」

のように“相手にしてほしい(してもらった)行為”を丁寧に言い直す場合は、平仮名の「いただく」が使われます。

頂く

こちらの漢字は馴染み深いのではないでようか。
こちらは、「食べる」「飲む」の謙譲語として使用されます。「出されたお茶(お菓子)を頂く」というように、自分が飲む(食べる)など自分の行為や飲食時に対しては「頂く」を使用しましょう。

戴く

普段の生活の中では、正直あまり見かけることのない漢字ですよね。こちらは「受け取る」「もらう」といった際に使用します。
「お菓子を戴いた」と書けば「お菓子をありがたく受け取りました」という意味になるように、相手に物をもらった感謝を示す場合はこちらが使われます。

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いただくの使い分け方

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3種類の「いただく」も、会話ならば区別をつける必要はなくても文章にする場合はそうもいきません。
3つも表現方法があるとややこしいような気もしますが、実は使われるパターン自体はそこまで多くなく前後に付く文章や言葉が入れ替わっているだけなのです。なので、前述のポイントを押さえておけば、そこまで難しく考えずとも自然と使い方の割り振りが出来てきます。
簡単な例文で、使い方の違いを見てみましょう。
中には同じ使い方でも、意味が違うものもありまますので、違いを見比べてみてください。

いただく

伺わせていただく
→相手に許可をとったうえで、自分が訪問させてもらう

お越しいただく
→相手に承諾を得て、相手に来てもらう

◯◯をご覧いただく
→相手に何か(◯◯の部分)を見るように促す

頂く

お菓子を頂く
→お菓子を自分が食べる

お貸し頂いてもよろしいでしょうか
→「貸していただいてもいいですか」を「頂く」を使って表現

戴く

お菓子を戴く
→相手から、お菓子をありがたく受け取る

賞を戴く
→ありがたいことに、賞をもらう(自分が賞をとる)

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手紙やメールではしっかり使い分けを

例文を見比べると、使うシチュエーションがなんとなく想像できたのではないでしょうか。
どれも同じ「いただく」でも、それぞれを使い分ける必要があるんですね。
平仮名や漢字の使い分けで意味が変わってくるなんて、日本人ならではといった感じがしますね。
全て平仮名でも意味はなんとなく通じますが、せっかく意味の持つ漢字があるのなら使い分けができるようになりたいものです。

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