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「改定」と「改訂」の意味の違いは?例文による使い方と英語表現について

この記事は2分で読めます

日本語には意味は違うけど同じ音を持つ同音異義語や、似ている意味を持つ類語がたくさん存在するため、書き間違えや変換ミスをしてしまうことはありませんか?
ここでは漢字1字違いの類語「改定」と「改訂」の違いをご紹介します。

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「改定」と「改訂」それぞれの意味

まずは2つの意味をみてみましょう。

改定の意味

・従来の決まりなどを改め定めること
・新たに取り決めること

改訂の意味

・書物や文書などの欠点を直すなど、内容を改めること
・(書物の内容などを)改め直すこと

それぞれの意味は似ていますが、「改訂」は主に書物や文書の場合に使われることがわかります。
また、それぞれの漢字からそれぞれの意味の特徴がわかります。
「定」は物事を決めること。
このことから、「改定」は間違えているものを正すということではなく改めて決め直すこと。新しく変えることを意味します。
「訂」は誤りをただすこと。
このことから、「改訂」は欠点を直すこと、つまり内容を改めることを意味します。

先に述べた通り改訂は書物や文書に使えわれるのが主ですが、法令文だけは文でも「改定」を使うという決まりなのでご注意ください!

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例文でみる「改定」と「改訂」それぞれの使い方

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それでは次にそれぞれの使い方を、例文を使って確認していきましょう。

改定の使い方

・「価格改定のお知らせを出す。」
・「文科省は学習指導要領の改定を発表した。」
・「国会で新たに法律が改定された。」
・「家賃を改定する。」
・「就業規則の改定に向けて会議が行われる。」

改定は法律や価格など元からある制度・決まりが変更される場合に使用されます。

改訂の使い方

・「このテキストは改訂版が出る予定です。」
・「今週のプレゼン資料に誤りがあったため、改訂致しました。」
・「その小説の改訂版は前回よりも売れている。」
・「社内規則に誤字脱字があったので改訂をする。」
・「文書の改訂に1日かかってしまった。」

改訂は書類や文書の内容を改め訂正する時に使用されます。
2つともビジネスシーンでよく使われる言葉なので、きちんと使い分けてくださいね。

 

「改定」と「改訂」を英語で言う場合は?

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日本語では「改定」と「改訂」の音は同じですが、漢字で区別をつけているのでなんとなくわかりやすいですよね。
では、英語の場合は違う単語を使うのでしょうか。答えは、「改定」と「改訂」どちらもRevision(動詞の場合はrevise)という同じ単語なのです!
なので、日本語で意味の違いをしっかり把握していないとRevisionが使われる英文を訳す時に手間取ってしまいます。
ちなみに英文での例文は以下の通りです。

改定の英語表現

・consider the revision of bus fares.(バスの運賃の改定を検討する)
・revise a treaty.(条約を改定する)

 改訂の英語表現

・revised edition.(改訂版)
・revise a textbook.(教科書を改訂する)

英文の場合、前後の文脈からどちらの意味で使われているか判断をして使い分けをしてください。

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「改定」と「改訂」をきちんと使い分けよう

漢字1文字違うだけですが使い方・意味の違いはおわかりいただけましたでしょうか?
・改定は、元ある事柄をより良くするために改めて決め直す。
・改訂は、主に書物や文書等の誤っている箇所を正す。
ぜひ覚えておいてください。

ちなみにもう一つ似ている意味の「改正」も認識しておくと便利です。
こちらもまた漢字1文字違うだけで似たような意味ですね。改正はどちらかというと改訂に近い「改めて正しくすること」「不適当な点や不備な点を改め正すこと」という意味です。
改訂との分かりやすい違いは書物や文書等では用いられないという点です。
・憲法改正
・ダイヤ改正
・不平等条例の改正
というように法律・規則・規約などの不備を正す際に使います。
意味は改訂と似ていますが、使うシーンとしては改定と同じなので紛らわしいですが、ぜひ一緒に覚えておいてください。

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