「もってのほか」の意味や語源、使い方の例文!言い換え表現もご紹介!

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当たり前に使う言葉こそ、改めて本来の意味を知ると新鮮に感じるものです。
高校生の頃毎回テストで赤点をとっていた時期があった私は、「こんな点数しか取れないなんてもってのほかだぞ!」と先生に叱られることがありました。「もってのほか」という言葉には、高校の思い出が詰まっているとも言えるほど親密な言葉です。なじみ深い言葉でも、実際どういう成り立ちのもとでできた言葉かを知ると、より言葉に対する理解も深まりますよね。私は先生がどのような思いで「もってのほかだ」という言葉を使っていたのか、改めて理解する事ができました。
そこで今回は、「もってのほか」の意味や語源、使い方を例文と共にご紹介していきます。

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「もってのほか」の意味と語源

それではまず、「もってのほか」という言葉の意味や、どのような成り立ちを持っている言葉なのかを見ていきましょう。

「もってのほか」の意味

「もってのほか」には、「とんでもないこと」「けしからぬこと」という意味があります。
また、「予想を超えてひどいこと」という意味でも使うことができ、文脈によって使い分けることが可能です。

「もってのほか」の語源

実は「もってのほか」という言葉は、漢字で書くことができます。漢字を知るとその言葉の語源に近づきやすいので、漢字もご紹介していきますね。
「もってのほか」は「以て(もって)の外(ほか)」と書きます。
ここで押さえておきたいのが、「以て」の意味です。
「以て」は、手段や方法を示す言葉として用いられます。「誠意を以て面会に臨む」というフレーズを例にしてみていくと、「誠意という手段とともに面会する」という意味なんですね。
この「以て」の意味から考えると、その「外」つまり「持ちうる手段や方法を超えて」という意味で、「想定外の」と理解できます。これが派生して「とんでもない」「けしからぬ」という意味の言葉になったのです。

「もってのほか」の使い方

では、実際にどのようにして使えばよいのでしょうか。使い方の例文やポイントをご紹介していきます。

【例文】

1.「初日から遅刻するなんて、もってのほかだ」
2.「いい大人が人の悪口を言うなんて、もってのほかだ」
3.「これまで先輩にたてつくなんて、もってのほかだと思っていたけれど、どうしても納得できない時はそれも必要かもしれないな」
4.「私の部下がもってのほかな無礼をはたらき、誠に申し訳ございません。」
5.「テスト前なのにもう寝ているなんて、もってのほかだ。ちゃんと対策をたてて勉強しなさい。」

「もってのほか」という言葉には出来事や行動を強く否定するニュアンスが含まれているので、頻繁に使うというのは好ましくなく、むしろ「ここぞ!」という時にピンポイントで使うと効果的です。
また、「もってのほか」という言葉自体が名詞として使うことができるので、「~なんてもってのほかだ」という使い方が一番取り入れやすい形ですが、「もってのほかな~」という使い方もできます。
では、次に「もってのほか」という言葉を用いた例文をご紹介していきます。

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「もってのほか」の言い換え

もってのほかを他の表現に言い換えると、下記のようなものがあります。
日本語も英語も両方知って、言葉の幅を広げましょう。

「もってのほか」の類義語

言語道断(ごんごどうだん)

あまりにひどく言葉にならないという意味の四字熟語です。もっとも「もってのほか」という言葉に近い表現です。

論外(ろんがい)

ひどすぎて議論にならないほどである、という意味です。構成としては言語道断と同じ成り立ちをしていますね。

不届き

「この不届き者が!」というフレーズでなじみ深い表現ですね。不届きという言葉には、「配慮や注意が行き届かないこと」という意味の他に、「道理に背いた行為を行うこと」という意味があり、後者が「もってのほか」に近いニュアンスを含んでいます。

「もってのほか」の英語表現

「もってのほか」という言葉通りのことわざは英語に存在しないのですが、単語や熟語で見ていくと下記のようなものがあります。

・Unspeakably(口にできないような)
・not expected or anticipated(予想外な、心外な)

上記の英語表現は、「もってのほか」の類義語であることはもちろんなのですが、どちらかというと「言語道断」「論外」と似ている、と感じるとより理解しやすいです。日本語と英語を紐づけて覚えましょう。

 

失敗を恐れずに、でもできるだけ確実に

「もってのほか」という言葉をかけられた時は「かなりやってはいけないことをしてしまった」という風に理解して、間違いないでしょう。しかし、だからと言って失敗を恐れて行動に移さないよりは、やって失敗するほうが経験値としては確かに有益です。
何かに挑戦する時や物事に取り組む時は、「もってのほかな結果」を招いてしまわないためにも、できるだけ色々な想定を以て物事に取り組むと良いですね。

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