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「いずれにしても」の意味と敬語表現とは?使い方のコツと例文をご紹介!

この記事は3分で読めます

世界の言語の中でも特に難しいとされる日本語。その理由の一つに、「ひとつの言葉でも意味が複数ある」という特徴があります。その言葉の一つに「いずれにしても」という表現があります。
「いずれにしても」には、実は意味がいくつか含まれているのをご存知でしょうか。複数の意味を持つ言葉は、正しく使っているつもりでも間違っていたということがしばしば起こります。例えば、上司に使うべきではない言葉使いを知らないうちにしてしまっていて怒られたということは良い例えかもしれません。正しい意味混同することなく、きちんと使い分けられるようになりましょう。
この記事では、「いずれにしても」の意味や敬語での使い方、英語表現や類語をご紹介していきます。

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「いずれにしても」の意味と敬語表現

それではまず、「いずれにしても」の基本的な知識を押さえていきましょう。様々な意味があるので、どの意味も確実に覚えていくと実践する時に間違いなく使いこなせるようになります。

「いずれにしても」の書き方と意味

「いずれにしても」には、冒頭でもお伝えしたように複数の意味があります。まずはそれぞれの意味をご紹介していきます。

いくつか選択肢がある場合

まず「いずれ」という部分ですが、漢字では「何れ」と書きます。「何れ」の部分には「どれ」「どちら」という意味があります。つまり、いくつか候補があるということがわかりますね。
この場合は「どっちを選ぶにしても」「どちらにしても」という意味になります。

「何れ」から派生した意味とは

「結局どれを選んだとしても~」という意味から派生して、「事情がどうであったとしても」「どうせ」という意味があります。これは選択肢のあるなしに関係なく使うことができます。

接続詞としての使い方

それまでの意見や議論は置いておいて、結論に至りたい場合にも「いずれにせよ」が使えます。この場合は「それはさておき」「それはともかく」という意味になります。

 

「いずれにしても」の書き方

「いずれにしても」を漢字にすると「何れにしても」というようになりますが、ひらがなで書く時にも注意が必要です。
よくある書き間違いとして挙げられるのが「いづれにしても」という書き方です。「づ」ではなく「ず」が正しいので間違いのないようにしましょう。
確かに、「いづれにしても」と書いていた時代はありますが、それは現代では使われない「歴史的仮名遣い」なので、現代で使うと間違いと捉えられてしまうのです。

「いずれにしても」の敬語表現

目上の人に対しては敬語を使うことが多いですが、「いずれにしても」を敬語にするとどうなるのでしょうか。
実は「いずれにしても」という言葉自体が、「どっちにしても」という話し言葉の改まった言い方です。なので、目上の人に使っても問題ありません。
ただし、さらに丁寧に言いたい場合は「いずれにしましても」「いずれにいたしましても」という風に語尾を変えれば良いということになります。

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「いずれにしても」の使い方

「いずれにしても」を使う時には、注意が必要です。特にビジネス上で使う際の注意点を押さえていき、次に実際の使い方として例文を用いながらご紹介していきます。

「いずれにしても」を使う場合の注意点

「いずれにしても」という言葉には、それまでの話の内容如何にかかわらず話をまとめることができます。
とても便利な言葉ですが、上司や目上の人が手鳥足取り丁寧に説明してくれた後に「いずれにしても」と使ってしまうと、それまでの話の内容をサラッと受け流してしまった印象になり上司への心象はよくありません。
「いずれにしても」という言葉を使える場面であっても、そこまでのプロセスを考えて使わないといけません。

「いずれにしても」をつかった例文

1.「(赤鉛筆でも黒鉛筆でも)いずれにしても、採点してないといけないよ」
2.「(曇りにせよ雨にせよ)いずれにしても、傘は持って行った方がいいよ」
3.「(会議室AにしてもBにしても)いずれにしても、設備を利用するには事前予約が必要だ」
4.「いずれにしても、テストの点数は悪かったんだから夏休みは補習だ」
5.「いずれにしても、もう会議を終えなければいけない時間だ」
6.「いずれにいたしましても、弊社といたしましては今後とも末永くお付き合いさせて頂きたく存じます」

前半の例文の通り、前提として二つ以上の選択肢が存在していることがわかりますね。
上司に使う時は失礼のないように注意をしないといけませんが、色々な意味を持っているだけ使えるシーンも多いので例文を参考にしてみてくださいね。

 

「いずれにしても」の言い換え

「いずれにしても」という言葉以外にも、同じ意味を持つ様々な言葉があります。日本語での類語や、英語での表現もあわせてご紹介していきます。

「いずれにしても」の類語

選択肢がある場合の類語には「両方とも」「どちらを選んだとしても」と言い換えることができ、「どうせ」という意味であれば「どちらにせよ」「どうなるにしても」という表現が相応しいと言えます。
また話の展開を結論にもっていきたい場合は、「それはさておき」という言葉が一番言い換えに適しています。

「いずれにしても」の英語表現

・In any case(〈どの選択肢を選んだとしても〉どちらにしても)
・anyhow(どうせ)
・nevertheless(それはさておき)

類語を見比べてみると全然違う意味ですが、それだけ日本語の表現の幅が広いことがわかりますね。

 

「いずれにしても」の幅の広さ

複数意味のある言葉を知っていくと覚えていくのは大変ですが、一旦覚えてしまえば表現のバリエーションが広がって、言いたいことや伝えたいことを効率よく伝えることができるようになりますね。
言葉が思うように操れるようになればビジネスもスムーズに運ぶことが増えるきっかけになるので、是非「言葉をマスターする難しさ」を超えて、ビジネスマンとしても日本語を使いこなしていきたいものですね。

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